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【化学業界研究|2021年最新版】ESの書き方から面接対策まで徹底解説!

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化学業界イメージ


これまで素材づくりとモノづくりの両輪で経済を回した日本。国土や地理的関係から素材資源が乏しいにもかかわらず、ここまで経済的発展を遂げることができたのは、まさに日本の「化学技術」が世界に通用することのあらわれだといえます。


そんな、あらゆるモノの素材をづくりを牽引する企業について、きちんと理解できている人は少ないのではないでしょうか。

化学専攻の就活生がこぞってエントリーする化学業界。企業数も多く、事業展開は多岐に及びます。


この記事では、化学業界の概要と市場規模や業界の動向、主要企業の情報からESの書き方まで就職に必要な情報をお届けします。

化学業界とは

化学業界の基本的な利益システムは、物理的にあるモノを構成する原材料を仕入れ、化学的に合成・分解・重合反応を行って製品を作り、それを顧客に販売することで利益を出しています。


業界自体は、ガス、石油、繊維、パルプ、化粧品など多種多様な分野に細分化されますが、大きく3つのメーカーに分類することができます。

総合化学メーカー

総合化学メーカー仕事範囲の表

出典:就活の未来

総合化学メーカーの仕事範囲は、原材料の仕入れから製品の開発・製造を行い、最終的に消費者や企業への販売活動まで幅広く及びます。

提供する製品は業界によって異なりますが、一般的な総合化学メーカーの業務フローの概要は、上図に示したとおりです。


川上から川下までを網羅した総合的な業務を行っているので、「総合化学メーカー」と呼ばれます。

多くの化学メーカーは川中や川下のみで事業を展開しているのに対し、総合化学メーカーの事業規模は大きく、業務範囲が広いのが特徴です。


ちなみに、川上、川中、川下という表現は原料調達から販売までの過程を川の流れに例えた表現で、ある商品の製造プロセスを段階的に分類する際によく使われます。

誘導品メーカー

誘導品メーカー仕事範囲イメージ

出典:就活の未来

誘導品メーカーとは、上図のように川中部分、つまり製品における中間材料を手がける企業です。

一般に、この誘導品メーカーは優良企業であっても知名度が低いことが多いです。消費者がよく目にする商品の大部分はBtoC企業であり、誘導体メーカーのほとんどはBtoB企業に属します。

そのため、直接私たちの手にわたることがなく知らない人が多いですが、実際は製品を通じて間接的にほとんどの人に関わっています。

誘導品メーカーは開発、製造した製品を別のメーカー、あるいは商社に販売することで利益を出しています。メーカーからメーカーに売るビジネスモデルになっていることが特徴です。

電子材料メーカー

電子材料メーカー仕事範囲の表

出典:就活の未来

電子材料メーカーは、上図のように電子材料の原材料を仕入れ、販売までの一連の業務を手がける企業です。

電子材料とは、スマートフォンパソコンTVなどの電気製品を構成する電子部品、半導体、電子基盤などの材料のことを指します。

また、原材料仕入れるだけでなく、誘導品メーカーの製品を組み込んで自社商品として販売することもあります。

化学業界の業種

化学業界業種イメージ


化学メーカーを志望する就活生にとって、どのような業種があり、採用応募条件があるのか把握しておかなければなりません。

どの企業においても、詳細な仕事内容は実際に就職してからでしか分かりませんが、最低、就活中は大まかな分類や方向性を事前に調べ、志望動機に繋げていく必要があります。

志望する業種であっても、応募条件を満たさなければその業種で採用されることはないので注意が必要です。

研究職

新素材の研究や既存製品への新機能付与、デバイス性能の向上や基盤技術の構築など様々な研究を担当します。大学院まで進学した学生は経験があると思いますが、どんなに実験を試行錯誤しても成果に結びつくまで相当な労力がともないます。


一方、企業の生命線ともいえる業種であるため、仕事のやりがいや成果の喜びは大きいです。大学とは違い、チームで研究成果をあげることになるので、チームメイトとの関係性は非常に重要となります。


高い専門性を要求される職種
なので、応募条件は大体理系の修士課程か博士課程を修了した学生に限られます。これは化学メーカー問わず、研究職に就きたいのであれば、大学院卒は必須です。

生産管理職

生産管理職は、調達した原料を製造工程に従って加工し製品にする管理が主な業務になります。製造工場勤務になることが多いです。

生産ラインの計画、立案、コスト管理など生産に関わる全般を担っており、自社製品の品質に直結する重要な仕事になります。その分、会社に対する貢献は大きく、やりがいを感じられるでしょう。

開発職

研究によって得られた成果や知見を、新製品や生産ラインに繋げていく橋渡しを行います。

それだけにとどまらず、顧客に製品情報のヒアリングコンセンサスを取り、マーケットニーズの調査商品開発担当者との連携まで業務は多岐に及びます。

研究職と生産管理職の中間に位置し、双方の要望にバランスよく応え、実績を出していくため、機敏性と柔軟なコミュニケーションスキルを必要とします。

営業職

会社に利益をもたらす大黒柱です。消費者に営業をかけることもありますが、多くは法人のルート営業です。未経験者でもできますが、基礎的な専門知識と自社製品の特徴については、最低でも頭に入れてからが腕のみせどころです。

大手になれば海外拠点や、研究所、事業所などと連携しビジネスプランを策定する大きな仕事も任せられます。

顧客のウィークポイントを訴求し、自社製品の強みとマッチングさせて購買意欲を高めるといった営業スキルはもちろん、ビジネスやマーケティングスキルも必要とされます。

化学業界に向いている人

化学が好きな人

「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、化学が好きな人は、それを生業とする企業の一員であることに誇りをもち、仕事に一生懸命になることができます。化学を好きになるきっかけは、アニメやTV、書籍などでも構いません。


これは、他の業界にも精通することですが、ぜひ、好きという思いを志望動機の軸にして、しっかり構成考えながら採用に臨みましょう。

ロジカルシンキングな人

得られた結果に対して体系立てて整理し、分析できる人は化学メーカーに向いています。

これは研究データや生産管理といった数字にコミットする技術職の場合のみでなく、営業職の人にもいえます。

市場を把握して分析し、取引先にうまく訴求し契約をとってくるには、ロジカルシンキングを身についている人の方が向いています。

手先が器用な人

特に研究職の場合は、危険な薬品や、高級な装置を扱うことが多いため、手先に自信がある人は向いています。これは、事故や損失を未然に防ぐことができるため、企業にとっても大きなメリットとなります。

仲間と協力して成し遂げることが好きな人

製品をつくるには、製造していく過程でいろんな人とコミュニケーションを取りながら完成までもっていきます。一人で完成させる製品はほとんどありません。チームで動くことも多く、密なコミュニケーションが求められることも多いです。

また目標に向かって、仲間と協力して得る楽しさを感じられる人、化学メーカーの従業員に向いているともいえるでしょう。

化学業界の市場規模

市場規模の推移

化学業界の市場規模のグラフ

出典:業界動向サーチ

2020年から2021年の化学業界の業界規模(主要対象企業194社の売上高の合計)は29兆9,685億円になっています。


過去の推移を見ると、2007年から09年にかけて減少していますが、09年から12年までは横ばいで推移。13年以降は増加に転じていますが年度により若干の増減、2019年は若干の減少になっています。


経済産業省の工業統計調査では、2019年の化学工業の製造品出荷額は、前年比1.7%減の29.2兆円でした。


2007年までの化学業界の好調を牽引してきたのが、中国を筆頭としたアジア市場の需要拡大です。それにより化学大手5社は08年3月決算で過去最高の売上高を記録。
しかしながら、2008年に入り、世界的な原油価格高騰によって石油化学事業を中心に収益が減少し、さらに08年後半以降は金融危機による影響で需要が減退することとなりました。


2010年から2012年までは、化学品の世界的な需要減や石油化学分野の業績悪化の影響などにより横ばいに推移。13年以降は、石油価格の下落、世界景気の回復に伴い、再び増加に転じています。


2017年から2018年は化学原料であるナフサ価格の上昇と自動車や半導体を中心とする世界的な経済成長を背景にした僅かな増加を記録しています。一方、19年は米中貿易摩擦と新型コロナウイルスの影響が重なったことで、自動車向け需要の低迷が見られました。


化学業界は一般的に、石油や天然ガスを原材料に、樹脂やゴム、合成繊維などを作り出します。そのため化学業界は原料となる石油価格が業績に大きく関係してきます。


2011年から13年は原油価格の上昇の影響により収益が悪化し、リーマンショック後の景気拡大局面にもかかわらず、横ばいでした。14年ごろから原油価格および原材料の下落、円安基調もプラスに働き、業績も若干増加しています。


今後の見通しは明るいとはいえません。各社とも危機感を持っており、国内外で様々な動きが見られています。


近年の化学業界は、汎用品の分野からの撤退やプラントの停止など、収益性の向上を図る取組みを積極的に行っています。

化学業界におけるトレンド・話題

業界のトレンド

原発政策

最近、自民党総裁候補の河野太郎氏の発言が論議を巻き起こすこととなり話題になっている「原発政策」についての話題。

未だ原発問題を解決する具体的な糸口は見つかっておらず、さまざまな意見が横行するなか、日本は今後も原子力に依存するのか、脱原子力の道を選ぶのか注目しなければなりません。


河野氏の主張は、要約すると、2050年までのカーボンニュートラルを実現させるには、火力発電を控え、再生可能エネルギーを最優先して導入していくとし、それでも、足りない部分は、安全が確認された原発のみで補っていくというもの。また、新規の原発はつくらず、いずれ原発をゼロになると考えています。


日本はプルトニウムを再処理して分離している唯一の非核保有国で、保有量46トンです。この量を核兵器の数に換算すると数千発分に相当します。これは、核燃料サイクルのために例外的な措置であり、核燃料サイクルをやめると、保有を認められなくなります。

そのため、自民党の一部は、外交関係の抑止力としてプルトニウムを保持しておきたいという考えをもっています。また、自民党内のリプレース(建て替え)推進派は、再処理しなければ各原発で使用済み燃料が溢れてしまうとも訴えています。


核燃料サイクルを止める場合、各原発での保管に加え、六ケ所村に送っている約3000トンの使用済み核燃料を解決しなければなりません。核燃料サイクルの原料として保管しており、もし仮に原料として使用しない場合は、各原発に送り返すことになります。


河野氏の発言のように将来的に原発ゼロといった考えは、核燃料サイクルをゆくゆくは止めていくという、脱原子力にむけて舵をきる考えになります。


使用済み核燃料を減らしていくことは最重要課題の一つ
であり、その課題解決に向けて今後どのような政策が打ち出されるか注目です。

参考:科学業界の話題

CCUS市場の成長予測

SDKI Inc.は、「炭素回収、利用、および貯蔵(CCUS)市場ー世界的な予測2030年ー」新レポートを 2021年09月16日に発刊しました。

CCUSとは、Carbon dioxide Capture, Utilization and Storageの略で、「分離・貯蓄」した二酸化炭素(CO2)を有効利用しようというものです。


レポートによるとCCUS市場は、2020年に16.0億米ドルとなり、2022年に21.9億米ドルの市場価値から、2030年までに65.7億米ドルに達すると推計されています。2022から2030年の期間に17.0%のCAGRで成長すると予想されています。


また、ヨーロッパのCCUS市場は、今後特に急成長していく市場であると予測されています。なかでもノルウェーは1990年以来、炭素排出量の抑制に非常に積極的に取り組んでいます。さらにオランダとイギリスで行われる今後のプロジェクトも、ヨーロッパ地域のCCUS市場の成長を牽引すると予測されています。


今後、国内外問わず環境負荷低減技術の進歩はさらに加速していくと予想されます。そういった最先端技術がどのように発展し社会に還元されるのか、今後の日本企業の動向に注目です。

参考:PR TIMES

化学業界における主要企業の解説

株式会社三菱ケミカルホールディングス

社名

株式会社三菱ケミカルホールディングス(英名:Mitsubishi Chemical Holdings Corporation)

設立

2005年10月3日

資本金

500億円

従業員数

69,607名(連結 2021年3月31日現在)

平均年収

1,011万円
(参照:yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

【機能商品】

・情報ディスプレイ

・高機能フィルム

・環境、生活ソリューション

・高機能成形材料

・高機能ポリマー

・高機能化学

・新エネルギー


【素材】

・MMA

・石化

・炭素

・産業ガス


【ヘルスケア】

・医療用医薬品

・ライフサイエンス

日本最大の総合化学企業で就活生から人気が高い企業です。人・社会・地球の課題を解決し持続可能な未来を目指すKAITEKI経営をスローガンに掲げ、化学業界をリードしています。

三菱グループの化学系メーカーである三菱化学(現・三菱ケミカル)と、その子会社で医薬品メーカーの三菱ウェルファーマ(現・田辺三菱製薬)の共同持ち株会社として、株式移転により2005年10月3日に設立されました。

アクリル樹脂の機能化学品や、炭素化学繊維ディスプレイヘルスケアまで幅広く事業を展開しており、2020年7月に発売されたC&EN’s Global Top 50 for 2020では、化学品の売上が世界第8位の規模になっています。

住友化学株式会社

社名

住友化学株式会社(英名:SUMITOMO CHEMICAL COMPANY, LIMITED)

創業

1913年9月22日

資本金

89,699百万円(2021年3月31日現在)

従業員数

34,743名(2021年3月31日現在)

平均年収

855万円
(参照:yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

・石油化学

・エネルギー・機能材料

・情報電子化学

・健康・農業関連

・医薬品

住友グループの化学メーカーである住友化学は、三菱ケミカルホールディングスにつぐ国内第2位の総合化学メーカーです。

戦後、除虫菊に含まれる類縁化合物ピレスロイドを工業的に化学合成する技術を確率させたため、国内における家庭用・園芸用の農薬シェアはトップです。また、日本化学メーカーの中でも、農業事業を手がけている点が特徴的です。

新興国の人口増加や中間所得層の拡大などにより、穀物需要は増えていくと予測されます。そのため、今後農薬や種子の市場も中長期的に成長していく可能性は考えられます。

信越化学工業株式会社

社名

信越化学工業株式会社(英名:Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.)

設立

1926年9月16日

資本金

119,419百万円

従業員数

22,783人

平均年収

848万円
(参照:yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

・塩ビ・化成品事業

・シリコーン事業

・機能性化学事業

・半導体シリコン事業

・電子・機能材料事業

・加工・商事・技術サービス事業

塩ビ、半導体シリコンはじめ世界トップシェアの製品も数多い信越化学工業株式会社。

売上高は業界トップの三菱ケミカルホールディングスの半分以下ですが、時価総額8兆8000億を超え(2021年9月17日)、業界ダントツトップに君臨します。

営業利益率は一般的に10〜15%程度で優良企業といわれるなか、26.2%(2021年3月期)で、非常に優れた経営基盤が構築されていることがわかります。

信越化学工業の特徴は、塩ビや半導体シリコンといった化学品と比較して収益性の高い分野で確固としたシェアを有しているところです。

化学業界における主要企業の採用動向

採用動向イメージ

三菱ケミカル株式会社

求めている人材
  • 自ら仕事を生み出しコミュニケーションを取りながら協力して仕事に取り組める人
  • 柔軟な知的好奇心をもち誠実に仕事ができる人
  • 社会貢献によって働きがいを感じる人

三菱ケミカルは、化学の専門的な知識やスキルだけでなく社会貢献への強い意志や、他人と協力して仕事を遂行できるコミュニケーション力といった、総合的な人間力を重要視しています。

業界最大手化学メーカーで事業規模も大きく、仕事は多くの人と接しながら一丸となって進めていきます。

そのため、自分のスキルや知識を活かすことだけでなく、常に社内の人とコミュニケーションをとり、関わる人たちの能力を最大限引き出して成果を出せる人が採用されやすい傾向にあると考えられます。


自分の強みを、会社を通じてどのような形で社会に還元し、目標達成に繋げることができるか明確にすることが重要なポイントになります。

住友化学株式会社

求めている人材
  • 課題の本質を考え解決策を探し、行動できる人
  • 柔軟性を兼ね備えた真面目さがある人
  • 会社を通じて自分の人生をよりよくしたい人

住友化学のコンセプトとしているのは、人類社会発展への想い。そして、よりよい地球環境へと導くモノ・コトを生みだす誇りです。

つまり、会社を通じて人類社会や地球環境に貢献したいという姿勢が大事であるといえます。そのため、住友化学がどのように事業展開し、どういった形で人類社会や地球環境に貢献しているのかを分析し、他社と比較しなければなりません。


食糧問題や環境問題などのグローバル問題に対する情報収集や、世界的な取り組みについて調べて、自分なりの解決策をまとめ、会社事業と関連つけてアピールするといいでしょう。

信越化学工業株式会社

求めている人材
  • 主体性をもって物事を考えられる人
  • 専門性を有しロジカルシンキングができる人

信越化学工業は従業員の増加率より、営業利益の増加率の方が大きく、従業員一人当たりの生産性が向上している会社であることが特徴です。

会社を通じた自身の成長と、それに呼応する形で会社も成長する少数精鋭部隊です。そのため、何かしらの特定の専門スキルもっており、ロジカルに物事を考えれる人は、採用されやすいと考えられます。

化学業界の採用スケジュール

三菱ケミカル株式会社の採用フロー

※あくまで2022年度卒のスケジュールの一例となります。最新の情報は会社ホームページをご確認ください。

<22年度卒の場合>

3月中旬〜末
エントリーシート締め切り・適性検査

その後、合格者のみ順次個別面接 (複数回)

内々定

選考でグループワーク・グループディスカッションはありません。個別面接は全てオンラインで行われています。

提出書類の中に、エントリーシート、履歴書、成績証明書、卒業見込み証明書の他に、技術系志望の人は、研究概要の提出があります。

研究開発や生産技術といった技術系の職種希望の方は、入念に準備をしましょう。

田辺三菱製薬株式会社の採用フロー

※あくまで2022年度卒のスケジュールの一例となります。最新の情報は会社ホームページをご確認ください。

<22年度卒の場合>

3月〜3月末
エントリーシート締め切り・適性検査受検締め切り

6月〜
面接開始(複数回)

内々定

グループ面接はありません。採用スケジュールの詳細は、企業ホームページの採用情報からマイページに登録して詳細を確認しましょう。

住友化学株式会社の採用フロー

※あくまで2022年度卒のスケジュールの一例となります。最新の情報は会社ホームページをご確認ください。

<22年度卒の場合>

会社説明会

適性検査

面接(複数回)

内々定

ESはなく適性検査および面接による選考を実施しています。面接の回数は人によって異なることもあるようです。

採用スケジュールの詳細は、企業ホームページの採用情報からマイページに登録して詳細を確認しましょう。

信越化学工業株式会社

※あくまで2022年度卒のスケジュールの一例となります。最新の情報は会社ホームページをご確認ください。

<22年度卒の場合>

3月1日〜:エントリー

3月〜4月:会社説明会

3月〜   :書類選考


※提出書類は技術系と事務系で異なります。
・技術系提出書類:当社指定のES、履修履歴表、研究レポート
・事務系提出書類:当社指定のES、履修履歴表

その後、面接(複数回)

内々定

事務系の職種は面談時にグループディスカッションがあります。

採用スケジュールの詳細は、企業ホームページの採用情報からマイページに登録して詳細を確認しましょう。

化学業界のインターン情報

インターンイメージ

田辺三菱製薬株式会社

田辺三菱製薬のインターンシップは、「MR職」「開発職」「技術研究職」の3コースにわかれて各々行われています。

それぞれ開催される日付が異なり、各コースによって内容が異なります。各コースのインターンシップの併願は可能です。2021年度に開催されたインターンシップは全てオンライン開催となっています。

■MR職

対象

MR職に興味がある大学・大学院に在籍中の方(学部・学年は不問)

人数

各回40名程度

実施期間

①2021年8月18日~8月19日

②2021年8月26日~8月27日

③2021年8月29日~8月30日

会場

WEB開催(ZOOM)

内容

・製薬業界/製薬会社の「仕事」を知る

・田辺三菱製薬の「歴史」「Mission」を知る

・MRを知る(MR体験ワーク/MR座談会)

待遇

報酬はありません

応募方法

「インターンシップマイページ」より登録して、応募課題を提出

エントリー締め切り

7月11日・応募課題提出7月12日まで

選考の流れ

書類選考(応募課題・WEB適性検査 ) ⇒ WEB集団面接(7月28日 or 29日 or 30日)

備考

当社のインターンシップは、学生のみなさんの就業意識向上や、製薬企業における仕事への理解を深めていただくために実施しております。採用選考活動とは、一切関係ありません。

 

■開発職

対象

開発職に興味がある、理系の大学院(修士課程・博士課程)もしくは6年制薬学部に在籍中の方

人数

各回30名程度

実施期間

11月10日、11月18日 ※どちらか1日

会場

WEB開催(ZOOM)

内容

・製薬業界/製薬会社の「仕事」を知る

・田辺三菱製薬の「歴史」「Mission」を知る

・開発職を知る(開発職体験ワーク/社員フィードバック、社員座談会)

待遇

報酬はありません

応募方法

「インターンシップマイページ」より登録して、応募課題を提出

エントリー締め切り

10月3日

選考の流れ

応募課題提出 & WEB適性検査受検(10/3〆)⇒ WEB-SPI受検(10/5〆)

備考

当社のインターンシップは、学生のみなさんの就業意識向上や、製薬企業における仕事への理解を深めていただくために実施しております。採用選考活動とは、一切関係ありません。

 

■技術研究職

対象

研究職(技術研究)に興味がある、理系の大学院(修士課程・博士課程)もしくは6年制薬学部に在籍中の方

人数

各回30名程度

実施期間

1月19日、1月20日 ※どちらか1日

会場

WEB開催(ZOOM)

内容

・製薬業界/製薬会社の仕事を知る

・技術研究職を知る(研究所見学/技術研究職体験ワーク/社員フィードバック、社員座談会)

待遇

報酬はありません

応募方法

「インターンシップマイページ」より登録して、応募課題を提出

エントリー締め切り

2020年12月3日

選考の流れ

応募課題提出(12/3〆)⇒ WEB適性検査受検(12/6〆)

備考

当社のインターンシップは、学生のみなさんの就業意識向上や、製薬企業における仕事への理解を深めていただくために実施しております。採用選考活動とは、一切関係ありません。


MR職は学部卒から修士卒までエントリーが可能ですが、開発職や技術研究職といった専門性を要する技術職は、どちらも理系の大学院卒もしくは6年制薬学部しかエントリーできません。

特に化学業界は、他の業界と比較し開発職や研究職といったアカデミック分野は、修士卒でなければエントリーできない企業が多いように思われます。

東レ株式会社

東レの2021年度のインターンシップは職種問わず全てWEBインターンとなっています。

コースは、「事務系」「化学系」「化学工業系」「機械・電気系」「情報システム系」の5コースにわかれて各々行われています。

インターンの日数は各コース2日間あり、両日参加する必要があります。

■事務系

第1回(エントリー締め切り:2020年11月 5日(木) 12:00)

Day1 : 2020年11月13日(金)13:00~ (2時間程度を予定)

Day2 : 2020年12月16日(水)13:00~ (2時間程度を予定)

     

第2回(エントリー締め切り:2020年12月11日(金) 12:00)

Day1 : 2020年12月23日(水)13:00~ (2時間程度を予定)

Day2 : 2021年1月19日(火)13:00~ (2時間程度を予定)


■化学系

第1回(エントリー締め切り:2020年10月29日(木) 13:00)

Day1 : 2020年11月20日(金)13:00~ (2時間半程度を予定)

Day2 : 2020年12月 4日(金)13:00~ (2時間半程度を予定)

 

第2回(エントリー締め切り:2020年12月11日(金) 13:00)

Day1 : 2021年1月15日(金)13:00~ (2時間半程度を予定)

Day2 : 2021年 1月22日(金)13:00~ (2時間半程度を予定)

 

■化学工業系

第1回(エントリー締め切り:2020年11月13日(金) 13:00)

Day1 : 2020年12月 8日(火)13:00~ (2時間半程度を予定)

Day2 : 2020年12月14日(月)複数回設定(1時間程度/回を予定)

 

■機械・電気系

第1回(エントリー締め切り:2020年10月29日(木) 13:00)

Day1 : 2020年11月17日(火)13:00~ (3時間程度を予定)

Day2 : 2020年12月10日(木)13:00~ (2時間半程度を予定)

 

■情報システム系

第1回(エントリー締め切り:2020年11月9日(月) 13:00)

Day1 : 2020年12月 3日(木)13:00~ (2時間半程度を予定)

Day2 : 2020年12月17日(木)複数回設定(1時間程度/回を予定)

基本的に各コースともDay1は仕事概要についての説明についてで、Day2は社員との座談会としています。

募集は化学系、化学工業系、機械。電気系、情報システム系は所属する大学の専攻によって異なるので注意が必要です。事務系は文理問わず募集しています。

また、定員が設けられているため選考があるようです。内容については東レHPのマイページを参考にしましょう。

昭和電工株式会社

昭和電工の2021年度のインターンは大きく分けて2種類あります。

■採用直結型(全学部学科対象)

■技術系対象(理系学科対象)

採用直結型は全てオンライン開催なのに対し、技術系対象はオンラインと実地型に分かれます。実地型は就業体験式のインターンシップで、化学系、機械系、情報系などに分かれそれぞれ現地で行われます。

例年8〜9月に行われており、それぞれ1〜3日間で行われています。応募方法や選考方法などは昭和電工HPのマイページで詳細がみられるので、エントリーの際は注意しましょう。

業界研究のやり方

業界研究やり方画像

業界研究においては大きく3つのステップで行っていくことで理解することができます。


(1)業界の全体を知る

<業界の構造を把握する>
日本市場を構成する企業は多種多様なビジネスモデルを展開しているため、市場全体を把握するのは難しいです。特にBtoB企業はあまり認知されていない場合が多いですが、優良企業が数多く存在します。

そういった企業を取りこぼさぬように、まずは自分の興味がある業界をピックアップし、リサーチをして大まかな全体像を把握していくことが重要となります。


(2)業界の深掘り

<業界の特徴を把握する>
次に業界が取り扱う商品やサービス、どういった顧客形態であるかを把握していきます。例えば企業に向けた商品なのか(BtoB)、消費者に向けたサービスなのか(BtoC)などを知ることは業界を理解する上で欠かせません。


(3)業界の動向把握

<業界の安定性・将来性について知る>
最後に業界の市場規模や、今後の見通しなどを知ることが非常に重要となってきます。業界の売上高やシェア率などが高いと安定性がある傾向にあります。

将来性について知ることは少し難しいですが、テクノロジーの発展や環境対策への取り組みといった現段階での複数の要素を加味して予測してみましょう。

化学業界の業界研究

化学業界についても上記で紹介した3つのステップで分析をしていきましょう。


(1)業界の構造を大まかに把握する
冒頭でも説明した通り、化学業界は基本的に3つの分野「総合化学メーカー」「誘導品メーカー」「電子材料メーカー」に分けることができます。

総合化学メーカー

三菱ケミカルHD、住友化学、三井化学、旭化成、昭和電工、宇部興産、東ソー

誘導品メーカー

信越化学工業、三菱ガス化学、東レ、帝人、日本触媒

電子材料メーカー

富士フイルムHD、日東電工、日立化成工業

 

(2)業界の特徴を把握する
化学業界の3つの分野を理解したら、次にその分野の中にどんな業種・職種があるのかを見ていきます。


総合化学メーカーは、「原材料の仕入れ」、「製品開発・製造」、「販売」全てを一貫して行います。事業規模が大きいため、多くの製品づくりを自社だけでできます。市場の占有率が高いほど利益率の調整ができることが強みです。

また、潤沢な費用や予算を使い研究や開発に投資することができるため、希少な製品開発を手掛けられる特徴があります。


誘導品メーカーは、基礎製品を原料としたポリスチレンなどのプラスチック合成ゴム合成繊維といった中間製品などをつくります。

主にBtoBビジネスを行っている企業が多く、企業のための製品つくりであることが特徴です。


電子材料メーカーは液晶テレビやスマートフォンなどの電子機器製品に使う液晶パネル半導体向けの樹脂や繊維ガラスなどをつくっています。

こちらも、誘導品メーカーと同じくBtoBビジネスを行っている中間企業が多いのが特徴です。


(3)業界の安定性・将来性について知る
化学メーカーは、プラスチックや合成繊維、医薬品など、私たちの生活に必要不可欠な製品をつくり出しています。そのため、業界自体はなくなることはないでしょう。

日本国内だけでも約30兆円もの市場規模があることから、現段階での安定性は高いと言えます。

今後は人口減少に伴う国内市場の縮小や原材料の高騰による利益の減少が課題になりますが、高齢化する国内に向けた医療用医薬品の需要拡大が見込まれます。

また、スマートフォンなどの電子機器の需要も世界的に増加していくため、将来性に関しても問題はなさそうです。

化学業界のES対策・攻略法


エントリーシートを記入する際には、「なぜその会社を志望しているのか」と「自分の人物像」がきちんと伝わるように記入することが重要です。

一つの業界をとっても非常に多くの企業があるため、会社の特徴をおさえたうえで、自分の実体験や将来のビジョンを照合させる内容で作成しましょう。

中でも志望動機では「なぜ○○業界なのか」「なぜその業種なのか」「なぜその企業なのか」が必要不可欠となります。この3点を体系立ててロジカルに説明しましょう。

化学業界におけるESポイント

ESでは論理的に伝わる内容を書くことが大切なので、結論ファーストで書かれ、読む人に分かりやすい文章を書きましょう。

①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学び

上記の順で構成していくと分かりやすい文章になります。

化学業界は、コミュニケーション能力が高い人、ロジカルな人を求めています。

これらを踏まえ、ESに記入する際は「協調して何かを成し遂げた経験」、「課題に対して体系立てて取り組んだこと」をしっかり考えて書くことが重要です。

ESを見ながら面接する企業もあるので、受け答えができるようにしておきましょう。

■協調して何かを成し遂げた経験

総合化学メーカーは日本のみならず世界中でビジネスを行っており、様々なビジネスに携わっています。

円滑にビジネスを進めていくには、関わる人とコミュニケーションをとりながら同じゴールに向かって行かなければなりません。

学生時代に具体的にどのように周りと接したことで、目標達成することができたのか、また目標達成できなかった場合、周りとどのように関わっていたら達成できていたのか、その改善策や得た経験について書けるといいです。

個人としてだけではなく、周りの人も巻き込み、信頼を得て結果を出すことも化学業界で働く上では重要な能力です。

 

■課題に対して体系立てて取り組んだこと

化学業界では、課題に対してどのようにアプローチしていくのかが非常に重要となっています。事実に基づき最短距離で結果を出していくことが求められます。

どのように課題に取り組んだのかも大切ではありますが、その前提となる「なぜ」「だからどうしたいか」といったバックグラウンドも重要です。

これまでに、どのようなことに課題を感じ、なぜそれが課題であるのかを考え、どのように課題解決してきたのか体系立てて話せる準備をしておくといいでしょう。

化学業界の筆記試験対策・攻略法


化学業界はSPIに似た独自の試験を実施する企業が多い傾向にあります。

過去の実績が必ずしも反映されるとは限りませんが、それでも過去実績から傾向をつかみ、効率よく対策を進めておくことが大事です。

依然として新型コロナウイルスの影響で、自宅受験型のWebテスティング方式の企業も多かったようです。


経済の先行き不安や、企業業績の減退によって、就活も売り手市場から買い手市場に移っていく傾向にあります。
買い手市場の時は、企業の採用方針が保守的となり、早期にかつ確実に仕事がこなせる人材を求めます。

そのため、ここ数年以上に能力検査・適性検査は重視される傾向にあると考えられます。

早いうちからSPIや玉手箱といった能力適性検査の形式に慣れておいた方が良いので、関連する書籍で勉強しておきましょう。

化学業界の面接対策・攻略法

面接のイメージ


面接でよく聞かれる質問と回答のポイントを紹介します。

  • 研究内容について簡単に説明してください。(技術系)
  • 化学メーカーのイメージを教えてください。
  • なぜこの会社を選んだのか。
  • 学生時代にがんばったことは。
  • 自己PRをしてください。
  • 10年後何していると思うか。

研究内容について簡単に説明してください(技術系)

化学メーカーは基本的に技術系の会社が多いことを理解しましょう。そのため、技術系の面接では研究内容に触れた質問が多いようです。

仕事や職種にも十分対応できるスキルや能力を持っていることを、自分の研究内容から探し出して答えるとよいでしょう。

具体的には、どのようなバックグラウンドから課題を感じ、課題を解決するためにどのような手法を試し、どのような結果が得られて何を感じたのかをまとめておくと答えやすいです。

また、課題解決のため、どのように周囲を巻き込み、どのくらい粘ったのかまで付け加えるとより印象を与えることができます。

化学メーカーのイメージを教えてください

この質問は化学メーカーについてどのくらい勉強したのか、製造業との違いをどこまで理解しているのかといった理解度を試されています。

化学メーカーは同じ商品ばかりを取り扱う製造業とは異なります。電子製品、洗剤、医療用医薬品など取り扱う製品は多彩です。

基本的に様々な業界をまたがり、ものづくりの基礎担っています。そういった観点から化学メーカーのイメージを膨らませていくとよいでしょう。

また、化学メーカーは海外の売上比率大きいのが特徴なので、国内だけでなく国際的な視点も織り交ぜ話せるよう準備しておくとより良いでしょう。

なぜこの会社を選んだのか

この質問に対しては「同業比較」を行うことでより明確にすることができます。

インターン参加や企業カタログなどを取り寄せ、事前リサーチし、他社との違いを把握した上で、「なぜA社ではなく、B社なのか」を常に追求することで、より深めていくことができます。

学生時代にがんばったことは

この質問と「自己PRをしてください」に関してはESで記述した内容の深めていくことが多いです。

こういった質問の本質的なところは、「どういったことに興味をもったのか」「何が自分の武器であるのか」「周りを巻き込めるか」「高い目標に対して工夫をしながら努力できるか」といった、人物像を把握するために聞かれます

自分の人物像についてしっかり把握し、強みについてしっかりアピールできるようにしておきましょう。

10年後何していると思うか

この質問は、自分のキャリア感覚を問われています。

将来自分が、専門職のような特定の分野で働く志向なのか、それとも総合職のように幅広い知識や経験を積んでいく志向なのかなど、仕事を通じてどのように成長していきたいのかを知りたいと思っています。

企業を通してどのように成長し、10年後にはどんな自分になりたいのか、どんな仕事をしていたいのかなど、具体的に回答できるよう将来のビジョンは必ず持っておきましょう。

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