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【コンサルティング業界ES書き方ガイド】読まれるESのポイントを徹底解説!

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コンサルティング業界のアイキャッチ


コンサルティング業界は、企業や各社団体が経営を行なっていく上で直面する、様々な経営課題の相談・アドバイスをするのが仕事です。


コンサルティング業界に入社すること自体がエリートの証明になるなど、一般的な企業と比べESを含む入社試験の難易度は高いと言われています。


そのため、業界研究やESの質を高めるなど、それなりの準備をしてから試験に臨む必要があるでしょう。

この記事では、どんな質問の傾向があるのか分からないという学生のために、実際にコンサルティング企業のESで出題された質問と、ES選考を突破した人がどのように回答をしているのかも合わせてご紹介していきます。


コンサルティング業界の採用動向や面接対策などについて、詳しく知りたい方は「コンサルティング業界研究」の記事をチェックしてみてください。

コンサルティング業界のES設問例

1自己PRをしてください(各社共通)

2特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割を教えてください(2020年 マッキンゼーアンドカンパニー)

3どのような軸で就職活動を行なっていますか。(2021年 アクセンチュア)

4このキャリアフィールドで実現したいこと、および実現する場として当社を志望する理由を教えてください。(2021年 野村総合研究所)

5自分の長所、短所についてエピソードを交えて教えてください。(2020年 デトロイトーマツコンサルティング)

設問例1:自己PRをしてください

この質問は、基本的にどの企業でも質問されることの多い定番の質問と言えます。

しかし、人気のコンサルティング企業は志望する学生の倍率も非常に高いため、採用担当者にとって強く印象に残る自己PRをしていかなければいけません。


書き方としては、「結論・理由・結論」の構成で書くことで相手にロジカルかつシンプルに伝えることが出来ます。

また、エピソードを用いて伝える際には数字実績を含めることで、より説得力を持たせられるでしょう。

回答例

私の強みは常に高いレベルで目標を立てつつ、その目標を達成出来ることです。私は大きな目標を立てる際には必ず短期目標を細かく設定し、小さな目標達成を繰り返すことで長期目標を達成できるようにしています。この方法はPDCAサイクルを高速で回すことによって細かい軌道修正を出来るメリットが大きいと感じています。この方法を習慣として身につけたことで、高校時代には剣道の全国大会で優勝、大学3年時にTOEIC800点を達成するなど高い目標を達成することができ、これが私の強みとなっています。

 

☝️ワンポイント

自身の経験や実績から企業の求める人物像と合致するポイントを擦り合わせて自己PRの内容を作っていきましょう。

特に様々な経営課題をサポートしていくコンサルタント業務では、PDCAサイクルを高速で回していくスキルは必須となるので、自己PRに合わせてアピール出来ると好印象です。

設問例2:リーダーシップを発揮した経験

特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割を教えてください 100文字以下(2020年 マッキンゼーアンドカンパニー)

コンサルティング業界の顧客は主に経営層となります。


チームを引っ張って何かを成し遂げた経験があることは、リーダー視点の立場になって物事を考えられることと、自身の言動を周りに理解してもらうコミュニケーション能力を持っているかを見ることが出来ます。


あなたが自身のこれまでの経験から、チームを自らの言動で引っ張ることが出来た場面やエピソードを簡潔に分かりやすく伝えていきましょう。

回答例

貴社のインターンにおいて短い期間の中でチーム課題の結果を出すために、率先してアイデア出しや意見を求めるなどの回し役に徹した。最終的に自身のアイデアが採用され、最終プレゼンで優勝することが出来た。(97文字)

 

☝️ワンポイント

この質問では、実際にリーダーを務めた経験ではなく、結果的に周りを巻き込んで状況を変えられたエピソードが求められています。

あなたが取った行動やコミュニケーションによってリーダーシップを発揮出来た経験を積極的にアピールしていきましょう。

設問例3:就職活動の軸

どのような軸で就職活動を行なっていますか。(2021年 アクセンチュア)※400字以内

就職活動の軸は、あなた自身の価値観が強く表れるものです。

人によってそれぞれ就職活動の軸は異なりますが、採用担当者は自社の社風特徴にその学生が合っているかを見ています。


志望企業についてしっかりと熟知した上で、その企業に合った回答が出来るように準備しておきましょう。

回答例

私は「デジタルの力で社会や企業に貢献する」を就職活動の軸にしています。デジタルの力に興味を持ったきっかけは大学の野球部での活動でした。私は大会の偵察班のリーダーを務めていたのですが、周りのメンバーが必要性の低い雑務で時間を多く消耗しているのに気付きました。それが原因で偵察データの結果をまとめているデータの質が下がり、選手や監督からの要望に応えられていない結果になっていると考えました。 そこで情報共有や業務効率化のツールをメンバーにレクチャーし、浸透させました。

結果として雑務効率化を図ったことで作業時間が大幅に改善され、偵察データの満足度を向上させることが出来たのです。この経験を通して、デジタルツールを用いて組織を改革していくデジタルコンサルティングをしたいと考えるようになりました。(347文字)

 

☝️ワンポイント

就職活動の軸は複数あっても問題ありません。

あなたのこれまでの経験から就職活動の軸が定まったきっかけを深掘り、その企業を志望した理由と社風や特徴にマッチしたエピソードを書いていきましょう。

設問例4:当社で実現したいこと

当社の事業内容や経営計画を踏まえて、このキャリアフィールドで実現したいこと、および実現する場として当社を志望する理由を教えてください。(2021年 野村総合研究所)※500字以内

この設問では、「なぜコンサルティング業界の中でその職種を希望するのか?」「その企業でなければいけない理由」を求められています。

また、回答の文字数が長いので、それだけ設問に対する要求度が高いことが読み取れます。


書き方のコツとしては、主張に説得力を持たせるためにも、志望するきっかけとなった経験やエピソードを必ず盛り込むようにしましょう。


その企業の職種への理解度や働き方のイメージに相違がないかも見られるため、しっかりとその職種や企業について熟知しておくことも大切なポイントです。

回答例

私は経営コンサルタントとして、日本企業の海外事業展開をサポートしたいです。グローバル化が加速している昨今、日本でも多くの企業が海外展開を進めています。貴社自身もグローバル成長に挑戦し、そのような企業を積極的にサポートしている企業です。

顧客の海外事業展開をサポートするにあたり、私が学生時代に培った柔軟な思考力が活かせると考えています。私はアメリカのIT系ベンチャー企業において、半年間のインターンシップに参加し、世界中の様々な地域から来た人々と関わりました。そこでは私が日本で育ってきた中で培われた価値観や習慣が海外では異なることを学びました。

この経験から、違った価値観や考え方も柔軟に受け入れ、広い視野を持って行動することが出来るようになったのです。顧客の海外展開を支援するためには、国や地域の特徴に合わせた柔軟性が必要であると考えます。

経営コンサルタントとしては顧客のニーズに応じて柔軟にサポートできるよう、専門的知識を身に着け、多くのコンサルティング経験を積んでいきたいです。若手の裁量権が大きい貴社ならば、私の希望を実現できると考えています。(481文字)

 

☝️ワンポイント

その企業の職種で成し遂げたいことと自身の経験から活かせる強みが紐付いていることを意識しましょう。

採用担当者からみて「入社後どのように活躍してくれるか」をイメージ出来るように伝えることがポイントです。

設問例5:自身の長所・短所

自分の長所、短所についてエピソードを交えて教えてください。(2020年 デトロイトーマツコンサルティング)

この設問では、長所や短所を通じてその学生がどんな特徴を持っていて、入社後にどんな環境で能力を発揮するのかを知りたいと考えています。


書き出す際には一つの文章でまとめるよりも、
長所と短所に分けて回答することで簡潔に分かりやすく書き出すことが出来ます。

特に短所は言い換えると長所とも受け取れるように回答することを意識しましょう。


<短所の変換例>

  • 頑固→揺るがない信念を持っている
  • 心配性→計画的に行動する習慣がある
  • 優柔不断→物事を慎重に判断している

回答例

長所は初めての経験にも恐れず挑戦することです。大学では学業に加えアルバイトやインターンシップ、サークル活動のほか半年間の海外留学など多くの挑戦をしました。

その際、あえて友人や先輩が所属しているところではなく「自分がより成長できるか?」を基準にして環境を選んでいました。

短所は完璧主義すぎるところです。

インターンシップ中、私が個々の業務を完璧にやろうとするあまり、チームで取り組んでいた業務の一部に手が回らなくなり、他のメンバーにしわ寄せがいってしまった。

以降、自分が担当するタスクの全てに優先順位をつけて管理し、仕事の進捗度を考えながら取り組むようして改善しました。

 

☝️ワンポイント

短所をそのままネガティブなものとして書くのではなく、工夫することによってポジティブに転換出来ることを伝えられると良いでしょう。

自己PRの書き方

自己PRイメージ


自己PRとは「自分を売り込む」ことです。自身の強みや人柄を企業にアピールすることで、採用担当者は企業で活躍できるか見極めています。


企業目線になって企業が求める人物像や能力に沿って、仕事で活かせる強みやアピールを意識して書いていきましょう。

自己PRの本質

好印象を得る自己PRを書くには、まず「自己PRを聞く意図」を把握する必要があります。

企業が自己PRを聞く理由として以下の2点が挙げられます。


1企業に合った人材かどうか知る

企業は優秀な人材だけでなく、企業の社風にマッチした人材を採用したいと考えています。

企業とのマッチ度が低ければ早期退職の可能性があるため、採用を躊躇します。

逆に能力がそれほど高くなくても、企業とのマッチ度が高ければ内定承諾してもらえる可能性が高いので積極的に採用を考える企業が多いです。


2自己分析が正確にできているか知る

自己PRは自分を売り込むので、まずは自分自身について正確に理解していなければなりません。

企業から自分自身を理解できているかがみられています。

自己分析は就活の基本となるので最も重視してやらなければならないものであり、しっかりできていなければ真剣度が低いと判断され、企業への志望度も低いものだと思われてしまいます。

また、自己分析は自分目線ではなく、第三者目線で自分自身をしっかり理解することが重要となります。

自己PRを書くためのポイント

求める人材に即した「強み」を決定する

企業へ自身の強みを伝える場合、企業のビジネスモデルを理解した上でどのような強みを求めているかを考え、自分の経験などに結び付けて伝えるようにします。

自己PRは大きく分けて3つに分類することができます。

  • 個人として努力し、成果を上げることができる
  • 関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行うことができる
  • 今までにない仕組みや企画を提案し、周囲と協力しながら実現できる

 

アピールしたい「強み」を論理的に述べる

上記でまとめた自身の強みをより企業に対してわかりやすく伝えるために、下記の流れにまとめるとスムーズです。

(1)強み:あなたの強みは?

(2)強みの原点:強みが形成されたきっかけは?

(3)強みを表す具体的エピソードは?

(4)強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?

(5)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かすか?

引用:unistyle

※自己PRを書く際のポイント

・注意点 ・アピールする強みに再現性を持たせること
・学生時代に頑張ったことと混同しないこと
・書き出しと締めの部分を意識すること

コンサルティング業界はどんな人材が求められるのか

面接のイメージ画像


コンサルティング業界では、あらゆる職種の企業が顧客となり、仕事をする上で幅広い知識や能力・スキルが求められます。


入社後に活躍するためにも「どんな人物像が求められているのか」を把握し、ESや面接対策にもバッチリと活かしていきましょう。

職種を問わず、コンサルティング業界全般的に求められる資質は以下の3つが挙げられます。


■コミュニケーション能力に優れ信頼を得る力
企業の経営層が顧客となる業界のため、相手に失礼なく信頼を得るためのより高度なコミュニケーション能力が必要となります。

地頭の良さや相手の質問に対する切り返し力など、顧客の立場や要望を理解して汲み取っていく能力が求められます。


■仮説思考や論理的思考力に長けている
顧客の経営課題に対して問題の本質を見極める力や、解決策などを提示する時のロジカルな提案力が必要な資質の一つです。

型に当てはまった提案をするのではなく、その企業の現状に合わせた再現性のある提案をする能力が求められます。


■体力&精神力がある
コンサルティング業界の仕事は激務と言われることが多いです。

顧客が自社では解決出来ない問題に直面した場合などにコンサルタントをつけることがほとんどのため、体力・精神的にも負担が大きくなります。

よって、プレッシャーや難題に対してもめげずに対応出来るタフネスさが求められます。

職種別に見る求められる人材

コンサルティング業界といっても顧客の経営課題や要望は様々です。

企業によって強みとする特徴や業務が異なるので、自身の目指しているコンサルタント像にどの職種が当てはまるのかをしっかりと把握しておきましょう。

経営コンサルタント

顧客の具体的な経営計画や事業に関する戦略立案など、経営に関する領域に携わる専門家です。

担当企業の業界に関して精通していることや社会的なトレンドなど、幅広い知識、知見を求められます。

企業経営の根本を左右するため、より高いパフォーマンスや結果を求められる職種です。

ITコンサルタント

主に企業の業務効率改善化に伴うITツール導入支援など、IT関連全般のコンサルを行います。

ITコンサルタントは、顧客のあらゆる経営課題に対してIT技術を用いて、問題の解決を行うためITに関連する幅広い知識が求められます。

人事コンサルタント

人事に関する課題解決を専門とする仕事です。

業務領域は福利厚生や報酬制度の改善に関するものから、人材能力開発に特化した企業など様々で、その他にも独自の教育研修プログラムの開発など、企業が成長を求めるフェーズで活躍します。

経営層と社員の両方の要望に対して中立的な立場で判断出来る対応力が求められます。

財務コンサルタント

M&A財務に関わる企業の課題解決に取り組むコンサルタントです。

近年は企業間でのM&Aが活発に行われていることから、財務コンサルタントの重要性は増していくと言われています。

また、M&A支援以外にも、企業価値評価や再生支援などサービス領域は幅広く、数字に強いことや常に情報収集を怠らない向上心が求められます。

 

☝️ワンポイント

専門領域によって求められる知識はそれぞれ異なりますが、根本的にはどのコンサルタントも顧客企業の課題解決が最終目的です。

志望企業や職種を決める際には「どのような人材を求めているのか」「自分が最も活躍出来そうな領域はどこか」をしっかりと検討した上で、この企業でなければいけない理由を加えて採用担当者にアピールしていきましょう。

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